中華民国旅行 2日目
豆漿永和豆漿友人が台湾の朝食の名物である豆漿が食べたいというので、Google Mapで検索した最寄りの豆漿屋さんにやってきました。Google Mapにも朝食レストランとあります。同じ名前のお店が他にもあるのでチェーン店みたいです。豆漿と蟹殻黄豆漿とおすすめっぽいマークがあった蟹殻黄を頼んでみました。見た目はおかゆっぽいのですが、丼に入った砂糖入りの豆乳でした。あとから調べると豆漿は豆乳のことなので間違ってはいない。まさか丼で出てくるとは思わなかった。蟹殻黄は肉餡が入ったパイのようでポロポロと崩れます。考えた結果、砕いて豆乳に入れて食べました。美味しいのですが、丼いっぱいの豆乳は多かった・・・国立故宮博物院国立故宮博物院朝食の後はバスで故宮博物院へ行きました。習近平に盗られる前にここの白菜が見たかったからです。士林駅からバスがたくさん出ているのでどれかに乗ればいいです。観光客も多いので迷わない。チケットは自動券売機で購入しました。日本語も表示されるのでカードで楽々決済です。入場しようとすると友人がペットボトルは持ち込みできないからロッカーに預けるように言われていました。ロッカーは無料だったのでクロークの代わりなのかな。下の階にクロークもあったけど、荷物を預けられる場所が多いのはいいですね。翠玉白菜そして白菜がドーン実物を見てみると思いの外小さい。実物大くらいあるのかと思ったけど手のひらを広げたよりも少し大きい程度かな?翡翠を削って作ってるのですごい技術ではあるけどちょっと肩透かしのサイズ肉形石白菜の隣に展示してあったのは豚の角煮こっちは実物くらいの大きさがある。もちろん食品サンプルではない。桃紅珊瑚樹見事な枝分かれの赤い珊瑚赤珊瑚は中華圏では幸運を呼ぶものだったはずだからそういった意味でも皇室に寄贈されたのかな。象牙多層球硬い石でも精緻に加工できるので、柔らかい象牙だったらもっと常識外れなこともできる。というサンプルにしか見えない象牙の加工品。300年の安定政権だった清の時代のものとはいえ、これだけの無駄なものが作られたのはそういう素地の文化があったからみたいです。ここの博物館には3000年程度の昔から加工された品が時代ごとに展示されていて、少しずつ加工精度も道具も進化していったことがわかりました。そして、これらを大陸から運び出して文化を破壊する共産党から守ったんだから、その点は間違いない行動だったと思う。炸醤麺老牌牛肉拉麵大王最後の方はつかれて短時間で済ませましたが、それでも3時間くらい博物館で見学しました。お昼ということで友人と相談してYouTuberの無職旅さんが勧めていた炸醤麺を食べに行こうということになりました。路地の奥底の方に店舗を構えるお店です。この場所は目指していかないとたどり着かないと思う。炸醤拉麺さっそく炸醤麺を頼む。メニューには炸醤拉麺とあったのでだいぶ探してしまった。店員さんが2人分を持ってくると「いっぱいうー」と盛んに言う。一杯?たくさん?わかんないとリアクションすると「まにーまにー」と返してきた。あー、「一百五十圓」ってことか。どうやら料理とお金を引き換えのスタイルだったらしい。量は小サイズにしたのですが、十分なボリュームがあります。味は甘みが強い感じで二郎系ラーメンな雰囲気がある。味の素が大量に入ってるのかな?シンプルだけど、また食べたくなる味でした。二二八和平公園二二八和平紀念碑食後は近くの二二八和平公園でのんびり休憩という感じです。元々は太平洋戦争前の日本統治化で作られた公園ですが、戦後の二・二八事件の舞台となりました。今でこそ台湾は中国の民主主義の最後の砦といった感じですが、ソ連と中華人民共和国に追いやられた中華民国が籠城した場所という側面もあります。そのため当初は大陸人が台湾人を弾圧したりすることもあり、言論の自由が許されたのは1990年代にはいってからという遅さもありました。国立中正紀念堂自由広場牌樓次は中国国民党といえばこの人という蒋介石さんを見に行くことになりました。国立中正紀念堂凄い大きな建物が広い公園の中にありました。蒋介石そして、建物のなかには大きな蒋介石さんが座っておられる。本当におおきいな。巨大な石像は共産党っぽいけど、そういう目的で作ったわけではないと思いたい。そして、習近平がまっさきに破壊しそう。国立国父紀念館国立国父紀念館中華民国の歴史でもう一人欠かせないのは孫文さんなのでこっちも見に行くことに孫文國父とも呼ばれる孫文さんの像は普通サイズ服装も国民服みたいです。蒋介石さんの方は民族服のようでした。もしかして偶像神格化の意味合いがあるのかな?大仏のような扱いなんだろうか。台北101国立国父紀念館の周りは中山公園となっています。中山は孫文さんの名前ですね。こちらも大きな広場で現代のランドマークである台北101がよく見えます。竹をイメージした建物ですが、私はお正月の花火のイメージが強すぎて爆発するビルという認識です。台湾料理大来小館晩御飯は友人が持っていたガイドブックから台湾料理のお店を選びました。東門駅近くの大来小館です。台湾料理(たぶん)日本語も通じるお店だったので適当に美味しそうな料理を頼みました。私は台湾麦酒を呑んで友人が頼んだ料理を横からちまちま頂く。大体どれも同じ系統の味付けと五香粉の香りがするので、これが台湾の味なんだなあと思う。そして中華は外れなく美味しいですね。夜食小籠包今日も士林夜市で夜食と麦酒を調達しました。今日は小籠包にしてみました。間違いなく美味しい。オリジナル味とネギ味があったので、ネギ味を頼んだらネギダクになりました。そういう意味だったのかwオリジナルが100TWDでネギダクが120TWDだったので、ネギ代としては結構いいお値段。麦酒は高いとわかっていたのですが、屋台で買ってみました。カタコトの中国語の私に対して、なぜかカタコトの英語で返す店員さん。台湾にも英語万能説があったのか。ちなみに、最後まで私はカタコトの中国語で店員さんはカタコトの英語だったw