
ドイツ周辺4カ国旅行 2日目
ドイツ入国5:21飛行機はフランクフルト空港のRWY25Rに着陸してB26番スポットに到着しました。さて、気合を入れて入国審査に挑みます。というのも、フランクフルト空港の入国はシェンゲン協定内の空港では厳しめという話を聞いていました。実際に入国審査の前には長い行列ができています。自動化ゲートもあるようですが、EUと記載があるからシェンゲン協定国民だけかな。念の為、係員に聞いてみましたが日本人は列に並べということでした。30分ほど並んで順番がきて、パスポートと往復の航空券の予約表を渡します。ここまでの航空券も見せて、ということなのでアプリのモバイル搭乗券を見せるとOKということでスタンプを押してくれました。日本人は楽すぎる。その後の税関がいつもと様子が違っていて、なぜか荷物受け取りの前に税関申告が必要でした。しかも、申告ありの赤いゲートに人がおらずに申告があれば呼べというスタイルです。もしかして、この構造が申告漏れを誘発しているのでは?そんな感じもしましたが、特に申告物も預け荷物もないので緑のゲートを素通りして入国となりました。フランクフルト空港出発案内到着と出発が同じ階層だったので大きな出発案内が見えたところで一息つけました。フランクフルト空港はパタパタが健在ですか。文字数が少ないアルファベット圏ならではって感じもしますが、故障が多くメンテナンスも手間なこれが現役ってのもすごいです。ウィーンへフランクフルト空港駅今日の宿はウィーンで予約してあります。飛行機の遅延の可能性もあったので、この後の工程は特に計画してませんでした。Google Mapで検索すると8:02発のICE23だとウィーンまで直行で到着が14:47という感じです。途中で下車して観光するとしたらニュルンベルクがいいかな。あるいはミュンヘン経由で迂回するか。と検索してみましたが、どうも途中で下車すると乗り継ぎの関係から到着がかなり遅くなりそうです。ICE23でウィーンに直行して、そのまま観光することにします。この判断は正しくて、ICE23は大きく遅延することになる。チケットの購入はDBのアプリから購入することにします。アプリで決済できてアプリでQRコードを表示できます。検札もアプリの提示で良さそうです。この手軽さはJRにも欲しいところです。座席指定は5EURと提示されました。悩むところです。アプリから空席を検索すると、長距離であることの影響か空席はテーブル席の7席しかなかった。これは押さえておいたほうがいいかな。27号車の86番を5EURで買いました。プラットフォーム発車案内ICE23は4番線からの発車になります。プラットフォームの発車案内は大きく見やすいです。ドイツ語がわからなくても見ればわかる安心感です。到着15分前ですが、既に5分の遅延が発表されています。その影響か、5番ホーム案内だったのも4番ホームに変更になりました。この遅延や変更が旅行者にとっては苦手とするところなのですが、DBのアプリは遅延やホーム変更を速やかにプッシュ通知してくれるので助かります。問題は席を押さえた27号車の表示がないことですね。一体どこで待っていればいいのやら。ICE8:15ICE23入線結局、15分遅延でした。国際列車なので致し方ないのかなと思ったのですが、この列車はドルトムント始発の電車でドイツ国内しか走ってない。なぜ遅れた?発車までの2分の間に手早く確認するも、31~38号車の5両編成です。27号車どうしたwICE23号であるのは間違いなさそうなので、乗って空いてる席にでも座っておくか乗車して電車が動き始めるとDBのアプリがチェックインを行ってほしいと通知がきた。案内に従って車両番号と座席番号をいれるもエラーで返される。謎いICE車内8:35首をかしげているとフランクフルト中央駅に到着乗客がたくさん降りていきます。やれやれと思って空席を探していると停車しているのに、車両前方の方から押されるような衝撃が伝わってきました。もしかして、増結した?ホームに降りて急いで確認すると車両が長くなっていました。あ、27号車が増えた?ようやく、予約した27号車86番席に着くことができました。つまり、空港から中央駅まで27号車は存在しないのに予約できたのか。Erbseneintopf11:52レーゲンスブルクに到着車掌さんの車内放送で車内がざわつく。この時点で30分遅延しているので運転打ち切りか?周りの人に聞こうかと思ったらDBから通知があって「急病人救護で遅延する」ということでした。このアプリは優秀だなあこの停車中に昼ご飯を調達しに食堂車に行ってみる。テーブル席は埋まっていたが、テイクアウトで注文できそうだった。メニューを見るとドイツ語・・・そりゃそうか。もっとも英語で書かれていてもわかんないとは思う。仕方ないので、適当に頼んだら豆のスープが出てきた。豆とじゃがいもがメインのかなり濃厚なシチューといったところ。味付けは塩コショウだけというシンプルなものですが、野菜のうまみが出ていてとても美味しい。パンまったく、そんなつもりはなかったのですが、パンとセットのメニューだったようでパンも付いてきました。石かと思うほど硬いパンですが、汁物との組み合わせは抜群です。これにハーフリットルの瓶コーラをつけて15.7EURでした。これは車内料金でちょっと割高かな。国境付近13:20国境の町パッサウに到着ここで31号車以降は切り離しとなりました。つまり、ドルトムント~パッサウの編成とフランクフルト~ウィーンの編成があったということらしい。なにはともあれ、1時間遅れですがオーストリアに入国できました。ウィーン中央駅15:40その後は何事もなく1時間遅れでウィーンに到着しました。結局のところドイツ内だけ遅延して1時間遅れということになりました。1時間遅れてたのにオーストリア内では遅延が拡大しなかったというのはオーストリアの鉄道は優秀なのかな。Leonardo Hotel Vienna HauptbahnhofLeonardo Hotelウィーン到着が1時間遅れたのでまずはホテルに行きます。駅チカのホテルで4つ星クラスなので私としてはかなり奮発した感じです。Leonardo Hotel 部屋部屋は広々のダブルルームという感じです。日本と違って部屋単位の予約のはずなので駅から近くて4つ星の2人部屋と考えると14kJPYは結構お安いと思う。荷物をおいたらご飯を探そうウイーン観光メトロウィーンもヨーロッパ標準でメトロ・バス・トラムのチケットは共通化されています。トラムに乗ろうかとチケット売り場を探すも見つからず。諦めてメトロを利用することにしました。メトロの乗り場前に自動券売機があったので24時間券を購入何度も買うのが面倒なのでとりあえず24時間券買っとけが私のスタイルですSüdtiroler PlatzからKarlsplatzまでメトロに乗車。このあたりはGoogleMapの案内に従っておけば問題ない。微塵も興味はないのですが、ウィーンは音楽関係で有名なのでコンサートくらいは見ておいたほうがいいかな。私のような興味もない門外漢が気安く参加できるものとして教会で行う1~2時間のコンサートがあるらしい。そういうコンサートの一つが聖アンナ教会であるようなので教会に行ってみると、今晩のチケットを売ってるサイトを案内された。19:15開場、22:00開演ということなので、晩ごはんを先に食べておこうWienerwaldというわけで、近くのレストランに入店ちなみに、こういうときの私の店選びは観光客が入店しそうで高級店じゃないことです。観光客相手の店だと割高になるのですが、英語が通じることと観光客向けの地元メニューが用意されてので地のものが食べられる。高級店を避けるのはドレスコードがあると面倒だからという理由になります。Gösserお酒はビールをオーダーしました。Gösserはオーストリアで有名なビールです(後で調べた)見た目通りのクリアな味わいのビールです。ワインでもいいのですが、大抵はボトル単位になって呑みきれないのでビールがちょうどいいです。ビールのメニューで一番上で量の選択肢のあるやつだと外れはない。量の選択肢があるやつはサーバーからの提供でよく販売されるという意味だからです。初めての店だとこれで外れることはまずない。Tafelspitz食事の方はウィーン料理って感じになっていたものを頼みました。厚さ8mm程度の牛肉を煮た感じかな?きっちり下味はついています。これにじゃがいもと人参が添えられている。シンプルな味付けでとても美味しい。ビールにも合う料理で当たりですね。Tafelspitzソース問題はこっち。これが提供されたときに何かわからなかった。メインはほうれん草で作られている。塩味がやや濃い目の濃厚なスープ?他はラディッシュとヨーグルトベースのソースの用な感じです。味は美味しいので、全部食べたけど全く持って食べ方がわからなかった。後日、調べてみると牛肉用のソースだったらしい。それで味が濃い目だったのか。普段から素材の味を重視する和食を食べているので下味がしっかりつけられた牛肉に追加でソースをかけるという発想にならなかったwこのお店は料理は美味しかったのですが、難点としてはチップを別途要求された点です。10%貰ってもいいかということだったのでOKしましたが、そこまでのお店ではなかったような気もする。まあ、北米だとレストランは20%要求するし、何ならセルフレジですらチップを要求するので些細なものです。それにチップ込みでも28.8EURだったので、ちょっと安め設定の気がしますね。Kärntner Straße食後はコンサートの開場まで付近を散歩します。ケルントナー通りの町並みが綺麗です。建物はそのままで店舗だけが入れ替わっているのかな?よく見ると大手国際チェーン店もちらほら見えます。Donnerbrunnenドンナーの泉にベンチがあったので休憩こうして街や人を見てるだけでも楽しいのが海外旅行の醍醐味だと思う。Annakirche外観時間になったので聖アンナ教会にやってきました。この教会は入口はそのへんのアパートっぽいですけど、建物としてはちゃんと尖塔もあるんですよね。Annakirche内部内部は教会らしく偶像と宗教画で溢れています。いまいち興味がないので金がかかっているなあとしか感じないんですよね。曲目はハイドン・モーツアルト・ベートーヴェンで有名なものらしい。いずれもオーストリアにゆかりがある人たちです。音楽は完全に門外漢で何一つわからない。技術的に優れているのかどうかもわからない。ただ、観客のアンコールの要求の仕方が手慣れているのには感心しました。普段からコンサートのようなものが日常で日本のように特別というものではないんでしょうね。Wiener Staatsoper文化って一朝一夕のものではないんだよなあと思いながら宿に戻ります。トラムまでの途中にある大きな建物は国立歌劇場みたいです。トラム発車案内Oper, Karlsplatz Uからトラムでホテルまで戻ります。トラムは行き先と到着までの時間の表示方式です。どれに乗ればいいかはGoogleMapを見ればすぐわかります。トラムトラムはかなり高密度で運転されていて便利です。広島電鉄の新しい方の車両に似てる。調べたらどちらもシーメンス製なので似ててるはずでした。Hauptbahnhof Ost Sで下車してホテルに戻って今日のところは終わりです。