東海道線を歩こう その16
2023年になりました。先月買った18きっぷがまだ残っているので3連休で使ってしまおうかと思います。天気も良かったのでついでに東海道線を歩いていきます。旅程今回の開始地点は島田駅になるわけですが、前回と同じ列車では出発が遅くなってしまいます。始発のバスではなく、最寄りの地下鉄駅を利用して最速で島田駅に向かいます。予定では5739M列車で島田駅に8時56分に到着できる見込みでした。しかし、1月7日のこの日はトラブルがあって後続の427M列車となりました。しかもこの列車も遅れて定刻9時10分のところ9時27分の到着となりました。9:30 島田駅色々ありましたが、前回の焼津駅よりは早く出発できたので良しとしましょう。ちなみに起床時刻は3時なので電車の中で爆睡してました。大井川蓬莱橋島田駅に次は金谷駅で西に向かうのですが、前回に気にはなってたのですが時間の関係でよれなかった蓬莱橋に向かいます。おおよそ木造の橋で通行料金は100円です。どこに払うんだろうと橋の袂でまごついていたら地元の人が教えてくれました。手前の茶屋に番屋が併設されてました。ありがとうございます。大井川蓬莱橋上木造らしく木材の軋む音が心地良い散歩道です。欄干が低いのであまり端には寄りたくないけど・・・片道約900mで有料ということもあって通る人はまばらな感じです。写真が気にせず取れるのはいいですね。値段的に維持費に足りてなさそうですが、儲けを出すためじゃないんだろうな。島台渡り終えた場所に橋が見渡せる高台があるのでこちらにもよってみました。初の架橋は明治なので明治初期のルートで大井川を渡ったことになりますね。茶畑橋を渡った先は牧之原台地で一面のお茶畑でした。ここまで広大な茶畑は見るのが初めてですね。見渡す限りのお茶です。金谷と大井川国道473号線に入り見晴らしがいいところで少し休憩してお昼ごはんにします。今日は食事処が少なそうだったのでおにぎりを持参しました。12:13 金谷駅お昼すぎに金谷駅に到着しました。金谷駅は金谷の街から少し離れたところにあり駅前には何もない。このことは大井川鉄道に乗りに来たときに知ったんですよね。なのでお昼は全く期待してませんでした。旧東海道石畳金谷坂金谷宿から牧之原台地を登る金谷坂は旧東海道の石畳があります。行く先なのでここを通ることにしましょう。石畳よりアスファルトやコンクリートのほうが断然歩きやすいのですが、江戸時代にそんなものはなかったのでこれは舗装路して重宝されたのでしょう。しかし、ずいぶん綺麗だなと思ったら石畳自体は平成の復元品らしい。金谷坂を登りきったら旧東海道は少し北向きに日坂を経由して掛川を目指します。私は東海道線とともに南へ菊川を経由し掛川を目指します。倉沢菊川へは迂回ルートかつ駅間が9.3kmと長いため難コースを想定したのですが、金谷坂を登ったあとは河川の方の菊川まで一気に下り、その後は勾配の少ない道となっていました。東海道線は日坂の坂を避けるために迂回したんでしょうね。菊川川の菊川とは駅の菊川までお付き合いする感じです。道路は静岡県道234号線に指定されており道幅は拾いが交通量の少ない歩きやすい道です。堀之内砂岩泥岩互層洪積台地を菊川が削って現れた地層が綺麗に見える。そのままサンプルにできそうな感じですね。14:43 菊川駅東海道線をくぐって静岡県道79号線を西進して15時前に菊川に到着しました。静岡県道37号線今日の日没は16時52分なのであと2時間ほど時間があります。今日は泊まりの準備をしてるので帰宅の体力も考える必要がない。何よりも今日はすこぶる体調がいい。掛川まで行くよー。後山トンネル菊川から掛川は静岡県道37号線が東海道線と並行で伸びています。少し登ったところに市境のトンネルがあります。このトンネルは歩道がなく、ちょっと広めで段差をつけた路肩兼排水溝があるだけなのでちょっと不安な感じです。東海道本線と東海道新幹線それ以外の場所は歩道がしっかり整備されているので交通量が多くても安心です。この付近は新幹線も並行して走っているので見ていて飽きない。16:35 掛川駅日没の15分ほど前に掛川に到着しました。掛川駅は18きっぷの乗り換えでも利用することがあるので駅舎は見覚えがありますね。たくさん歩いたので流石に疲れました。足も痛いです。ここまでにして今日の宿は磐田にとってあるので向かいます。今回徒歩:28.15km区間:島田~掛川 21.5km累積徒歩:322.13km区間:東京~掛川 229.3km/589.5km 38.90%