東海道線を歩こう その7
4月の第1土曜日である2日の天気予報は晴れとなりました。この時期の天候は周期変化になるので土曜日が晴れるというのはいいことです。出かけましょう。2月は蔓延防止等重点措置で移動制限があって、3月は最終土曜日以外は移動制限のままでした。最終土曜日の天候は雨だったので、2ヶ月ほどお休みだったことになります。旅程今回の起点は湯河原なのですが、久しぶりにお出かけできるということもあって1泊2日の近場の旅行としました。まあ、職場のめんどくさい人がめんどくさい仕事を持ってきたので息抜きも兼ねてということです。宿は三島にとったので三島まで頑張ります。ちなみに、旅程の図からも分かる通り、三島は見通しが甘すぎました。9:29 湯河原駅湯河原駅の到着は9:24でした。出発は9:29になりました。小田急経由だったのでちょっと想定よりも時間がかかった感じですが、まずまずの開始時間です。今日の日没本日の日没時間は18:06です。春分点を過ぎたのでかなりの時間が確保できるようになりました。次の駅は熱海駅です。熱海までは国道135号を進むことになります。国道135号は山側に歩道がずっと確保されていました。ここを並行する道路は熱海ビーチラインという有料道路がありますが、ここは歩行者は禁止なので歩けません。国道135号は起伏のある山沿いの道という感じになります。静岡県境国道135号を歩き始めてすぐに静岡県となります。熱海は静岡県なのですが、関東というイメージがあるのでまだ近場という感じです。1週間で熱海まで歩けるんですね。身代り不動尊付近この辺りの桜は葉が交じるようになっていました。見頃は先週末だったのかな。足川交差点足川交差点で国道135号と離れます。ここからまた登りになります。11:11 熱海駅11時過ぎに熱海駅に到着しました。なかなかの混雑具合です。さすが観光地といったところ。少し休憩してから出発します。熱海から函南は東海道線で最も険しい区間となります。箱根を越えるルートは主に3つあって、第1に江戸時代から続く東海道(現国道1号線)、第2に箱根の勾配を緩和するが大幅な迂回路となる御殿場ルート(旧東海道線や東名高速)、第3が丹那盆地を貫く丹那ルート(現東海道線、東海道新幹線)となります。丹那ルートは鉄道では一般的ですが、徒歩ではかなりの迂回を強いられます。およそ19kmです。既に8kmほど移動しているので合わせると27kmとなります。この時点で三島到達は諦めました。平和通り商店街とりあえず、人の賑わう商店街を抜けます。藤沢暗渠アーケードが尽きたあたりで東海道線をアンダーパスします。林ガ丘町線路をまたぐだけで急勾配が続く住宅街となります。熱海駅から2kmの路上で作戦会議2kmほど上り坂を進み続けてお腹が空いたので道端で休憩とします。ここまで1時間というかなりのスローペースです。カップめんを食べながら作戦会議です。日没までの残り時間は2時間。途中休憩を加味するならペースは倍程度必要となります。結論:断念今日のところは遭難しないように撤退します。熱海函南間は1日かけないとだめそうですね。下りは来宮方面に降りることにしました。来宮神社途中の来宮神社で再挑戦の誓いを立てる。日航亭大湯熱海方面に下ったので、温泉で酷使した体を労ります。14:43 来宮駅途中寄り道をしながら1時間半ほどで来宮駅に到着しました。この駅は伊東線の駅なので東海道線の旅には加算できないですね。次は熱海函南間の再挑戦とします。今回徒歩:13.28km区間:湯河原~熱海 5.5km累積徒歩:146.71km区間:東京~熱海 104.6km/589.5km 17.74%